今回はリジット(生デニム)状態の『ビッグジョン “RARE” R008』を糊落とし(ファーストウォッシュ)したので、リジットデニムの糊落とし方法について一連をレポしたいと思います。
リジットジーンズ(生デニム)とは、防縮加工を施していない、未洗いの状態で出荷されたデニムのことを示します。 生地に糊が表面に付いており、その糊を落とすことにより生地が柔らかくなり、生地も収縮して普通に履くことが可能となります。
糊落とし前の”R008″をザックリ観察
ウェストサイズを間違えて購入してしまった”R009″と共に並べてみました。
当然ですが、生地は同じで形が少し異なるだけですね。
リジット状態で履いてみましたが、収縮前ということもあり、
ウエストは手のコブシが1つ入るくらい大きなサイズです。
ただ、今はオーバーサイズの服が流行っているので、普通に履けるなと思いました。
根性履きできそうですが… 今回は糊落としを進めます!w
ノリ落とし洗濯手順
①デニムをお湯につけ置き洗い
糊落としの工程で、洗濯機で普通に洗ってしまうと、デニムの色が落ちてしまう気がして、個人的にはファーストウォッシュでは好みません。
あくまでも糊だけ落とせれば良いので、まずは「つけ置き洗い」です。
一般的にお湯の40℃前後でのつけ置き洗いが有名?ですが、
洗剤を入れるので水でつけ置きしてみる事にしました。
つけ置き時間は、30分くらいです。
洗剤はおしゃれ着用のLIONの「アクロン」さんです。こちらを少しだけ入れています。
すすぎ洗い1回目
洗剤を入れて30分のつけ置き洗いをしたので、1回目のすすぎです。
バケツの色が分かりにくくて申し訳ないですが…
糊が落ちて薄く茶色?緑色?がかった水になっています。
水から、今度はぬるま湯に変えて5分放置です。
まだ洗剤が残っているのか、水が泡立っています。
すすぎ洗い2回目
軽く揉んでから水を捨てましたが、緑がかった水の色は少し薄くなりました。
もうつけ置きはせず、軽く揉んですすぎ洗いのみです。
すすぎ洗い3回目
洗剤も取れてきたのか、水は泡立たなくなりました。
2回目同様に、つけ置きはせず、軽く揉んですすぎ洗いのみです。
捨てた水は、また薄く緑色でした。
これ以上、すすぎ洗いを繰り返すと、次はインディゴの色が出てきてしまいます。
洗剤も抜けたようなので、この辺ですすぎ洗いは終了します。
②脱水
自宅の洗濯機にて6分くらい回して脱水しました。
③乾燥
セカンドウォッシュでの縮みでアタリの位置がズレるのが嫌いなので、
近所のコインランドリーで乾燥機を使い、デニムを完全に縮める事にしました。
チャリのカゴに入れて急いで向かいます!w
面倒なので、特にタオルなどは入れず、ジーンズのみで乾燥です。
デニムの水分をカラカラにはしたく無いので、乾燥時間は「10分」だけです。
糊落とし前後の比較
↓前側からの比較です。
↓後ろ側の比較です。
サイズを計測しましたが、Big Johnの公式サイトにある縮み後のサイズと、ほぼ同じになっているので縮みは完了したようです!
糊が落ちたので、生地の少し色味も変わりましたね。
近日中に裾上げをして履き込みを開始したいと思います。
まとめ
この糊落とし方法は家の洗濯機の内側を青く汚さずに済みますし、
洗濯をする度にサイズ感が変わらないので、個人的にはオススメです!
ただ糊落としのやり方は人それぞれですし、自分も糊落としをする方法は、
ジーンズにより方法は微妙に変えたりするので、これが正解だとは思っていませんが、よかったら参考にしてみてください。
また、オススメの糊落としがあればコメントで教えてくださいm(_ _)m
夏が来てしまうので、履き込みレポは1年後ですかね〜
とりあえず、裾上げしたらレポします! では、また!