今回は、ずっと使わなく放置していたG-SHOCKとの再会をキッカケに、
復活をさせたく自分でベルト交換をし簡単にレストアした記録になります。
ベルト交換を検討されている方などの、お役に立てればと思います。
G-Shockとの思い出と、レストアのキッカケ
社会人1年目の当時、仕事内容は整備系の現場職であったため、強靭な作りで有名なカシオのG-SHOCK(GW-M5600A)を購入し、管理部門に異動となるまでの約7年間ほど毎日着用していました。

作業着が地味な色であった為、この黄色が映えており凄く気に入ってました。
ただ、残念ながら管理部門へ異動してからはスーツで仕事をしていた為、黄色の時計は似合わず。。。会社の引き出し奥で、ずっと眠っておりました。
昨年、新卒から勤めていた会社を退職し、転職をした事がキッカケでこの時計と再会をしました。
しかし、現場で使用していたのでベルトに染み付いた”オイル臭”が酷く…
8年以上放置していたので、液晶も消えており「どうせ壊れているんだろう」と思い捨てようと考えました。
捨てる前に、ダメ元で試しに窓際に置き放置したらなんと復活!

普通の”クオーツ”や”機械式”の腕時計なら「オーバーホール」が必須なのに、窓際に1日間置くだけで復活してしまうG-SHOCK…笑
改めて、カシオの耐久性の凄さを実感しました!
新しい職場はスーツでは無い事から『この時計をまた使ってあげたい』と思い、
第二の人生を共にするべく、今回レストアすることにしました!
CASIOでのレストアサービスについて
今回、調べてみたところ、なんとCASIO公式で”2023年12月5日~2024年2月29日”に、よみがえれ「G-SHOCK ORIGINS」期間限定 レストアサービスが行われていたようです。

サービス内容はベゼル (飾りビス含む)・バンド・電池の交換、料金は10,560円 (税込)という内容でした。
このサービスは既に終了しておりましたが、高級時計で無いG-SHOCKが、ユーザーを大切にしてくれる感じが日本のメーカーらしく良いですね。
従い、今回は自分でのレストアをする事とし、カシオ公式のレストアは、また次の機会があれば試したいと思います。
レストア作業の準備
今回のレストアに必要な、下記の”材料”と”道具”を揃えることから始めました。
CASIO ベルト[純正品]

今回はAmazonのCASIO純正のベルトが一番安かったので、コチラを購入しました!

CASIO ベゼルカバー[純正品]

ベゼルカバーはCASIO純正の物を楽天市場で購入しました!

色々と調べたところ、基本的に『ベゼル』と『ベルト』は”黒色”しか市場に無く、公式のレストアも黒色のみだったようです。
『ベゼル』と『ベルト』合わせて約6,000円程で揃えられました!
ベルト外し・バネ棒
コレはなんでも良かったので、適当に安いのを調達しました…w
バンドの交換
① ベゼルを取り外す
まずはプラスドライバーを使い、四角のネジを外しベゼルを外していきます。

蓋をみたところ、長年の汚れが蓄積しており、とんでもなく汚れておりました…w

② ベルトの取り外し
バネ棒を使い、ベルトも外していきます!

ベルトの内側にも汚れが蓄積しており、オイル臭かった理由が判明しました…w

③ 文字盤モジュールの清掃
余りにも汚れていましたので、新しい物を取り付ける前に綿棒を使い清掃をしました。

裏蓋のネジ取り付け部分も汚れがたくさん溜まっておりました…(苦笑)
頑張ってアルコールで清掃をし綺麗になりました!
左:清掃前、右:清掃後
④ ベゼルの取り付け


新しいベゼルを上から被せて、四つ角のネジを戻し締め直すだけでOK!簡単です!

⑤ ベルトの取り付け

購入したベルトには、新しいベルトピンは付いていなかったので古い物を流用しました。
取り付けは「バネ棒」を使いながら取り付けましたが、上手く取付られず、少し力技を繰り出して取付け完了!

⑥ 完成

初めての交換作業、ちゃんと合うか不安でしたが無事に完了しました!
今回、所要時間は約1時間でした。
自分は写真を取りながら「交換作業」と「清掃作業」をしていたので時間が掛かりましたが、普通に交換だけであれば15分くらいで出来てしまう簡単な作業だと思います!
電池交換について
長期間放置しており、電池は完全に切れてしまっていました。
ソーラーでの蓄電池システムの『二次電池』とは言え、長い間放置していたので劣化していると思われ、新しい電池を購入しようと考えました。
しかし、今のところ”液晶が薄くなる”や”電池の消耗が早い”などの不具合は無く、順調に作動しているので、交換の必要は無いと判断します。
まとめ
今回は初めてバンド交換をしてみましたが、G-Shockのバンドは交換が簡単で、知識が無くても新しいバンドに取り替えることができました。
たったそれだけで、新品同様の黒色の時計に様変わりし、シンプルで落ち着いた見た目に変わり、日常から仕事までバーサタイルに使える腕時計に進化しました!
最初は自分でやるのは少し面倒だと思っており「CASIO公式に出したかったな…」と思いましたが、作業を通じて時計への愛着がさらに深まりました。
もし、あなたも古くなったG-Shockを持っているなら、レストアを試してみる価値があると思います。
少し手を加えるだけで、また新しい命を吹き込むことができるので、ぜひチャレンジしてみてください!